マチナカのハコのいえ
フィールドの向島の事務所のご近所にお住まいのお客様。
いつもお買い物の時に事務所の前を通っていて、気になって覗いてみると模型が並んでて設計事務所だとわかり、ホームページを見て下さったのだと聞いたときはほんとうに嬉しくてたまりませんでした。
気に入った土地が見つかったので、土地の契約する前に一度希望の家を建てることが可能なのかを検討してほしい。とのことでしたが、明日不動産屋に行かれると聞き、急いでその日の夜にラフプランを考えて翌日お届けしたのを見てとても気に入って下さって・・・
それがお客様とフィールドとの始まりでした。
ふたりの気に入った土地は、閑静な住宅地にあり最寄の地下鉄まで徒歩9分という通勤にはばっちりの場所だった。
お家の希望と共働きのご夫婦の一日のスケジュールを文章でまとめて下さっていたのが、とてもわかりやすくプランニングの際に役立ちました。
手書きのプランの上に、みんなで色違いのペンで思ったことを書いていく。
どちらが希望しているのかもすぐにわかるし、
あらっあなたはそうおもっているのね~なんてこともあったりして・・・
まずは新しい家に置こうと思っている家具のサイズをチェック。
今までとは違う用途で使用するケースもしばしば・・・
A3平面図にはコメントとスケッチがぎっしり。
打ち合わせた内容をどこに書けばいいの?(由さん)
・・・
ついつい書きすぎてしまうんですよねぇーー。
「洗濯物を干すスペースが欲しい。
(一日中干しておけるように
雨の日も人目のつかないとこにおけるスペースを確保)」
↓
日当たりの良いところに室内干しはしたいもの。
でも、リビングも洋室も日当たりの良いところがいいに決まってる。
さてさていったいどうしたものか・・・
「図書館スペースはリビングの気配が感じられるようにして欲しい。」
のリクエスト。
↓
考えた場所はリビングのとなりのスペース。
壁一面の本棚に囲まれた
長い机のあるライブラリー。
「キッチンはオープン希望だが、手元が隠れるタイプがよい。」
のリクエストでは
↓
当初はカウンター付の対面キッチン+ダイニング
だったのですが、いろいろやっていくうちに・・・
シューズクローゼット、
ウォークインクローゼットは必須
「収納スペースは多めに。」
↓
しっかり確保しておきましたのでご安心を。
模型が完成し事務所で撮影していたのだけど、陰影のついたいかにも「建築模型写真」に耐えられず、おもわず外へ飛び出した。近くの庄内川の堤防で風に吹き飛ばされそうになりながら・・・
そう、イメージはきっとこんな感じ。
ようやく地鎮祭。
これからこの土地に住む実感が湧いてきたかな。
マチナカのハコいえの上棟。
なるべく近隣の方にご迷惑にならないよう安全に、静かにそしてすばやく進んでいきます。
建て上がっていく様を見て「なんだかもう満足~。」って
いえいえこれからですよーーー。
隔週の土曜日に現場での打合せが始まりました。
骨組みしかないこの時期に、設備や照明の位置を決めていきます。
キッチンにはるタイルを選びにショールームへでかけました。
あまりにきれいなガラスモザイクタイルにうっとり。
「小さくてもいいから中庭がほしい。」 とのご希望からまれた屋根の間のバルコニーに面する高窓。
リビングの勾配天井が空へと伸びていきます。
お気に入りのカメラで撮った写真が飾れるように間接照明を考えたり、
腕を振るったお料理をワインと楽しめるよう雰囲気の出る照明計画を考えてみたり・・・
いつもきれいに整頓されている材木たち。
床に置かれている茶色の木は杉の赤身の部分のみを使用し、工場塗装を施した無垢の床材。一本一本丁寧に張られていく姿に見入ってしまいました。
現場での打合せ風景。
椅子とテーブルをセッティング。
図面とカタログ、サンプル、缶コーヒーを用意して
準備はOK!
屋上からの眺め。
マチナカの家でも視線の抜ける場所があると嬉しいものです。
模型にそっくり!!
ようやく足場が取れて外観が見えるように。
窓が少なくて室内はさぞかし暗いのでは
と思われそうですが・・
暗くなりがちな1階の中央の部屋でも
自然光が降りそそぎます。
2階のリビングもボードが張れてお部屋らしくなってきました。
思っていたよりも広く感じるのはなぜ・・・?
大工さんの使う道具や台ってかっこいい~!!
レトロなラジカセやバケツたち。
現場では思いがけずぐっと来るものに出会えます。
造作家具も搬入されてきました。
そろそろソファーも注文しなくちゃね。
椅子も探さないと・・・
なんて会話が聞こえてきそうです。
ふたりと一緒にペンキ塗り。
楽しい~!もっと塗りたい~!!
あっはみ出しちゃった
すぐに拭けば大丈夫だよきっと
あっ・・・
職人さんってすごいね。
ほんとだね
珪藻土塗りにも挑戦。
混ぜるのも塗りつけるのもとっても大変
ようやくコツをつかんだ頃には外は真っ暗に
「出来映えはともかく(結構満足)、
自分たちが家作りに少しでも関われたことが
嬉しかったです。」
と言ってもらえてこっちまで嬉しくなりました。
最後にキッチンや洗面台といった設備が運び込まれてあっという間に完成。
そして今日はオープンハウス。
一つ一つ考えて作り上げてきたので説明にも熱が入ります。
オープンハウスの後は施主検査をしていよいよ引渡しです。
今はまだガランとしているので
お引越しをして家具が入るのが待ち遠しい・・・
ポストの上に表札の名字のアルファベットをはりました。
寒いのでなかなか固まってくれないので必死に押さえている所。
プロのカメラマンの先生に竣工写真を
撮ってもらいました。
私たちには見えない美しい光に照らされた建物、
さすがです。
名古屋のデザイン住宅 名古屋の設計事務所 名古屋の建築家




